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豊田校(第58回):【隣の席はモンテクリスト伯? 2回目】

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 ゴールデンウィークは楽しめましたか? 休みの後は、いよいよテスト対策が始まります。その前に、前回の続きです。

仇敵たちの思惑と陰謀により、全てを失ったエドモン・ダンテス。…父親は餓死してしまい、最愛の婚約者はライバルと結婚してしまいます。…暗い牢獄の日々が十数年間続いていきます。しかし、ここから光ある人間の再生が始まります。

例えば、主人公のエドモンが絶望のドン底で出会った神父の話があります。イタリア人のファリア神父は、主人公に知恵と教養を授け、生きる希望を持たせてくれました。この温かな出会いが、エドモンをモンテクリスト伯に変えました。

また、エドモン・ダンテス自身がじつに誠実な人物です。恩人には必ず恩を返します。他人への感謝を忘れません。船乗り時代の社長モレル氏のために、借金を清算し、さらには事故で沈没した船を建造して寄付します。会社を救ったのです。
反撃も単なる敵討ちではありません。ある仇敵の家族は事件に巻き込まれて妻子は自殺し、仇敵は発狂してしまいます。ここまでやる必要があったのか? いや、許されるのか? …モンテクリスト伯は苦悩します。。

これらのエピソードを通じて、主人公 は愛を取り戻し、生まれ変わります。魅力的で慈愛に満ちた人間へと成長を遂げるのです。
人間として再生されたエドモン・ダンテスを語る上で、最高の見せ場があります。モレル氏の息子が自殺しようとするのを止めるシーンです。恋人を失ったショックから、恩人の息子は死を決意します。誰の声も届きません。その時、モンテクリスト伯が現れ、『私は貴方に命令する権利がある、世界でたった一人の人間だと』と告げて、自分が父親の会社を救った人物であることを話し、不幸や悲しみを乗り越えた先にほんとうの幸せが待っていると諭すのです。主人公の人格力の強さが伝わってくる名場面です。経験則と真の経験に裏打ちされた人格は違うのが、伝わりますよね。

さて、…物語は主人公モンテクリスト伯が本当に愛する人を得て、旅立つエピソードで終わります。
さあ、読書の時間は終わりました。試験という現実が待っていますよ。
5月8日から本格的に試験対策が始まります。詳しくは、新しい「スケジュール」をご覧ください。

最後に、話を戻して…隣の転校生は魅力的な人ですか? 新しい出会いからあなたにどんな物語が始まるのか、楽しみですね。終わりは、モンテクリスト伯からのメッセージで締めましょう。
『待て、しかして希望せよ!』

文理学院オフィシャルホームページ

Comments:1

URL 2019-05-06 (月) 21:14

モンテクリスト伯、とても面白そうな本ですね。
読みだしたら止まらなそう。。。
次の推薦本の紹介、楽しみに待っています^^

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