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2018年04月23日

もうすぐ5月テスト対策&最近読んだ本

こんにちは。

4/30(月)より5月テスト対策がスタートします。
田子中1年生は初めての定期テストですね。
最高のスタートが切れるように、一緒に頑張りましょう。
中3生はすでに実践していますが、
中1・中2の皆さんにも「塾のない日にも自習に来る」のを強くおすすめします。

時間と校舎を有効に使って勉強しよう。

三村が最近読んだ本です。

黒田龍之助『ロシア語だけの青春 ――ミールに通った日々』現代書館 ISBN978-4-7684-5828-0


著者の黒田さんはロシア語の入門書や語学にまつわるエッセイなどを多く執筆しています。過去にはEテレやNHKラジオのロシア語講座で講師を担当していたこともあります。
本書は著者が高校生の頃から10年以上通ったロシア語学校で過ごした青春時代を振り返ったエッセイです。

黒田さんの文章はいつも軽妙で「読ませる」文章です。2時間強で一気読みしました。タイトルにも「青春」とありますが、エッセイというより青春小説のようです。
ところどころに少しだけ物悲しくさせるところもあって、読みながら自分の高校~大学時代を重ね合わせていました(まあ「青春を振り返る」とはそういうもんである、という気もしますが…)
勉強や部活は大事ですが、勉強も部活もしっかりやって、その上で何か1つのことに見返りも求めず夢中になれるのは若さの特権だと思います(そういう意味ではゲームもまったく悪いわけじゃないんですが、
ゲームのしすぎで勉強がおろそかになったり生活が乱れるなどはもってのほか。
学生・生徒でいるうちは勉強するのが仕事です
)。


この本には教師としてはっとさせられる部分も随所にあります。1つ紹介します(強調は三村)。

 "教育は流行り廃れの激しい世界だが、日本ではすでに何十年も「暗記教育」が敵視されている。意味も分からず、ただただ丸暗記をするのは無駄であるばかりでなく、学習者の創造性まで奪うかのように嫌われる。その代わりに、何やら与えられたテーマを闇雲に調べたり、未熟なプレゼンテーションをさせたりすることが、推奨されるようになった。
 だが外国語教育についていえば、暗唱は欠かせない。"

これは外国語学習に限らないなあ、と思いました。自分の担当教科でいうと、理科や数学は語学じゃないのでそればかりやってるわけにはいきませんが、授業のどこかで暗唱が取り入れられないかと模索するようになりました。

教育法についてこんな一節も。

 "生徒をモルモットのように扱い、あれこれ実験して、データをとり、論文を発表する。そういう方法もあるらしいが、それは魅力的な先生に出会ったことのない人の発想で、わたしには無縁である。"

塾講師も論文なんか発表しませんが、三村が大学で専攻した「教育学」の全否定のようで、ずいぶんと手厳しい。

一気読みしながらもいろいろと考えさせられた一冊です。

田子浦校 三村

文理学院オフィシャルホームページ

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