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2015年06月28日

勝手に歴史の偉人シリーズ②【カツレキ】

本日は朝9時より南中学校・上条中学校・石和中学校・双葉中学校・英和中学校・駿台中学校の生徒たちが来て対策授業を行いました!!各学年それぞれ5時間30分!これだけやるのって、個別指導だったら大変なお金になっちゃいますね~。文理学院ならそこは指導の一環で行うので、完全に無料。先生たちが朝から深夜まで働こうとも!成績に反映されるなら辛くなんかありません!だから生徒諸君、頑張ってね!

ところで勉強の本質って「記憶」だと思います。



言葉の習得も、物事の理解も、世界観の形成も全て記憶があって行われることです。まずは知らなくてはなりません。


読書百遍。義自ずから通ず。
分からなくても何度も何度もやれば、意味がなんとなく分かってくるんだよっていう意味です。ちょっと記憶とは違いますが、百偏も読めばなんとなく覚えちゃいますよね?理解の本質には記憶があるんですね。


本日紹介したい人はこの人。
南方熊楠(みなかた くまぐす)さん。

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この人、かなり男前じゃないですか?

ルックスもいけてますが、この人は何した人かといいますと!!
「歩く百科事典」・「生ける百科事典」なんです!なんでも知ってるんです!
それは世界でも認められていて、大英博物館(イギリス)の職員にもなったほど!つまり英語もペラペラ!すごいですよね。
この人の記憶力ってのはただものではなくて、スゴイ逸話も多々あります。

この人、和歌山県出身なんですが。まだ熊楠が少年だった頃。
お金持ちの家に行って、本を読ませてもらったんです。そしてそこに書いてあることをばーーーーっと読んで三冊分。
帰って紙に書き写したっていうお話。
信じられます?

今日もチェックテストをやりましたが、枕草子をあれだけ一生懸命覚えているのに、「三冊分って・・・」って感じですよね。

はい。こういう人も世の中にはいるんですよ。でもこの人はこのあと別に楽をしたわけではありません。

大学予備門に入学。ちなみにこれは現在の東京大学です。
でも日光に行ったり、いろんなところに植物やらなにやら採集に行っちゃうんです。勉強しません。
だから案の定、大学の中間試験に落ちます。
分かりますか?記憶の天才でも、勉強はしなくちゃ、試験は落ちちゃうんです。
そして思い切って大学辞めて、アメリカに留学します。
ふらっといけちゃうこの行動力には脱帽ですが、大切なのはそのあと。
世界中いろんなところに採集旅行に行くんです。キューバ行ったり、メキシコ行ったり。この時代には珍しいですよね。
ちなみにまだ時代は19世紀ですよ。日清戦争の前!

そのフットワークの軽さで、いろんな人と出会って友だちになります。
その一人が、孫文。
はい、中国の偉い人。中華民国を立てた人です。生涯の友になるくらいの仲になります。縁ってのは分からないもんですね。

そんな熊楠さんですから世界的にも評価されて、大英博物館の職員になります。
それでも一筋縄ではいかない人生。なんと、大英博物館で暴力事件を起こして辞めちゃうんです。ファンキーですよね。

少しだけ経歴を紹介しました。
私がこの人をすごいと思うところは、世の中にある「不思議だ!」って思うきっかけを片っ端から引っ張り出したことです。この人の博学研究行動が、今日までの多岐にわたる専門研究に繋がったということです。
つまり「研究者たちの研究魂に火を付けた博物学者」ということです。このことに私は敬意を表せずにはいられません。


凡庸な教師はしゃべる。
良い教師は説明する。
優れた教師は示す。←
偉大な教師は心に火を付ける。←クマグス
(ウィリアム・アーサーの言葉より)

先生の品格を示す時にしばしば引用される言葉ですが、まさに熊楠さんは優れていて、偉大な教師だったわけです。

私もいつか生徒たちの心に一灯を授けられるような先生になりたいです。

ムラマツ


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