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2015年06月09日

教養をもっと身につけよう

 今回、5月・6月のテスト対策を実施して感じたことは、「定期テスト内容が変わってきた」ということです。特に、社会科の試験範囲と出題の仕方が、これまでとは全く変わってきましたね。まず、中2と中3のテスト範囲が中1からの全範囲になったこと、次に出題の意図が明確になってきたことです。単なる教科書内容の「暗記」からもっと幅広い視野を養い、教養を身につけさせたいという意図になってきたと思います。そういう意味では、「ゆとり教育」で断絶する以前の「本当の社会科」らしい出題に戻ったとも言えるでしょう。逆に言えば、「何が出るの?」「これをおぼえたらいいの?」的な一夜詰め込み方式でやってきた生徒は、もう対応できませんね。同時に、毎年ここが狙われているから「ここが出るよ」と対策してきた大手予備校型の試験対策では対応できなかったと思います。長時間じっくりみっちりと取り組んだ生徒、学習内容を体系的にまとめて整理している生徒、分からない所は分かるまで納得するまでくり返し質問した生徒が高得点を取ったと言えるでしょう。そして、一番言えることは、中1からコツコツと知識を積み重ねて「教養」として身につけている生徒ほど高得点だったということです。
 実はこの「教養を身につける」ことについて、誤解が多いように思っています。「身につきにくく、即効性がない」という誤解です。まあ、中には、「単なる暗記でしょ」という意見まであるので、困ってしまうのですが…。どうですか、社会とくに歴史なんて単なる暗記だと考えていませんか。
 とんでもない。全然違いますよ。例えば、ライフネット生命保険会長兼CEOの出口治明さんが、「仕事に効く教養としての『世界史』」という300ページ超のビジネス書を書かれています。なぜ、世界史が仕事に役立つのか。この問いに、出口さんは「決断力、コミュニケーション力、胆力を養える」と即答されています。まあ詳しくは、本書を読んでもらうとして、最近では「ハーバード白熱教室」が日本でもテレビ放送されて大きな話題になりました。同じくハーバード・ビジネススクールで教授を務める竹内弘高さんは、「議論をする際には、『歴史観』『哲学観』『文学観』『科学観』などあらゆる視点で考えることが重要だ」と語っています。…これだけ一流の人たちが「教養」と「歴史」の重要性について語っているのに、われわれ一般人が軽視しているのは、ちょっと残念な話じゃないですか。
 文理学院では、週二回「理科と社会」の授業があります。単なる暗記ではなく、なぜ? どうして?…という考える授業を毎回行っています。週二回「理科と社会がある」から、無理なく定着もはかれます。ぜひ、一度体験してみませんか。お待ちしております。

文理学院オフィシャルホームページ

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