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2013年01月17日

漢字の筆順(書き順)

こんにちは! 澤です! 

今更ながら、新年明けましておめでとうございます。
今年も広見校の先輩の先生方と共に、
文理を盛り上げていこうと思います!!

突然ですが!
先日、職員室で1つの疑問が…
漢字の書き順(筆順)って
だれが決めているんだろう??」

うむ。確かに!

伊藤先生いわく「天皇」
石川先生いわく「漢検協会の会長(笑)」

さあ実際は誰が決めているのでしょうか??
気になって先日の3連休に調べてみると・・・

驚くべき事実が!

まず、筆順は一通りではないらしいです!
「必」「馬」はそれぞれ五通りの、
間違いとは言えない筆順があります。
「成」は四~六通りの筆順があります。
「田」は中国・台湾・韓国すべて同じ筆順ですが、
日本のみ異なります。

いやいや!色々書き方があっても困る!!
という教育現場の教師からの要望に応えて旧文部省
『筆順指導の手びき』 を出しました。(1958年)

ただし“取り上げなかった筆順を誤りとするものではない”
という内容の つけたし があるそうです。

なるほど、これは面白いですね。
漢字の筆順を決めたのは、
日本の文部省(現在の文部科学省)が
漢字を教えるために決めたのです。

さらに、『筆順指導の手びき』で示された規範は
「はやく、正しく、きれいに」書くためのものであって、
その根拠は「先人の知恵」という慣習によるもの…
結構アバウトなんだなぁ(笑)というのが率直な感想でした。

しかし今やその筆順が浸透してきており、
漢字検定の筆順問題は何画目を書いても
正解というわけではもちろんなく、
学校で教わった漢字の筆順を書かなくてはなりません。

このブログを読んで、筆順はなんでもいいんだと、
間違った解釈をしないでください(笑)
しかし、「筆順には何種類かある」ということは知りませんでした。
驚きです!

新年が明け、早速ひとつ知識を得た澤でした!(笑)


広見校 澤

文理学院オフィシャルホームページ

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