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2012年07月08日

夏休み中の英文法学習

 こんにちは。大西先生です。さっそく見ていきましょう。

①文法問題集を一冊仕上げる

 普段使っているもの(学校指定のもの)でもかまいませんし、夏用に別のものを用意してもいいでしょう。学校からの課題で文法問題集が出ているならその教材を使用してもいいでしょう。個人的には‘文法単元を網羅していてかつあまり厚くないもの’をお勧めします(夏休み中にやりきることが目的です)。‘何となく・だいたい’解いてはいけません。‘解く際に根拠(文法的・意味的・文脈的)を明確にする’こと、‘答え合わせでもその根拠を確認する’ことです。‘なぜその解答になるのか・なぜその解答にしかならないのか・なぜ他の解答が不正解なのか’を理解することです。‘英語が得意’であればこの学習が文法学習のメインになるでしょう。

②文法(参考)書を併用する

 ‘文法問題が解ける’ためには‘該当する文法事項が少なくとも理解できている’ことが‘最低条件’です。‘何となく・だいたい’解いた結果あっていてもその答えに意味はありません(少なくとも練習の段階では)。問題集に取り組む過程で‘理解が弱い・伴っていないところ’は必ず文法書で確認しましょう。自分で苦手単元が分かっていれば問題を解く前にその該当個所を復習しましょう。あくまでも‘分かっているから解ける’のです。

 弱点分野は‘理解’で終わらせることなく出来る限り‘暗記している状態(に近いところ)’まで時間をかけましょう。また‘慣用表現や連語化したもの’は単語同様‘暗記しているかどうかが(ほぼ)全て’です。‘理解を飛び越えた暗記分野はひたすら暗記あるのみ’です。‘なんだかんだと理由をつけて暗記を軽んじる’ことはやめましょう。外国語学習は‘理解・暗記・使用(適用・応用)’です。

③文法(参考)書を通読する

 ‘英語が苦手’であれば文法の土台を鍛え直さなければいけません。そのためには問題集以前に‘理解するための文法書・参考書をひととおり学習する’必要があります。最初の単元から通読していき‘自分がどこで(どこから)分からなくなったか’を確認しましょう。確認ができたらその単元を時間をかけて復習しましょう。少なくとも‘理解はできる’という状態まではたどり着きましょう。また‘その単元で止まることなく最後の章まで(1年生は‘学校で終了したところまで’)’ひととおりやりとおしましょう。場合によっては1年生であっても‘一冊の通読に挑む夏’も大いに結構です。後でも書きますが‘未学習で分からないところ’は読み飛ばしてかまいません。

 極端に苦手な場合(特に1・2年生)は中学生用の参考書でもかまいません。本来文法に学年はありません。大切なのは‘分からなかったところ・分かったつもりだったところ’を‘減らしていくこと・無くしていくこと’です。高校生用(大学入試用)のものであれば、問題集と同じく‘単元網羅かつ厚くないもの’をお勧めします(もちろん‘ある程度のボリューム’は避けて通れませんが)。‘本当に基本的なもので大丈夫’です(大学入試英語の‘基礎・基本’は‘簡単・容易’と同義語ではありません)。あくまで‘夏休み中にやりきることが必達目的’です。

 この‘通読学習’は‘文法の土台を築く理解のため’のものです。さじ加減が難しいところですが‘あまり深追いしない’ことも必要です。特に‘大学入試用の参考書’ともなると‘基本’とあっても‘容易ではない’ことも多々あります。‘応用・発展’というようなページは‘読み飛ばす感じ’でいいでしょう。あくまでも‘基本的な内容の理解’に全力を注ぎましょう。ひとたび‘基本’が身につけば‘後から見えてくること・分かってくること’もおのずと増えてきます。‘基本内容理解のひとつの目安’として‘基本例文(各単元・項目の最初に載っているような英文)’が説明を読んだ上で‘なぜそういう意味(和訳)になるのかが分かる’ことです。

 この‘通読学習’はやがて‘文法の土台を定着・強化させる’ためのものに変わります。‘点’で終わりがちな‘各文法単元’が文法書を(繰り返し)通読することで少しずつ‘線’となりやがて‘言語ネットワーク’となります。‘その文法事項の存在理由が見えてくる’とでもいいますか。‘この夏’だけで終わらせることなく‘秋以降’も継続していきましょう。一度目の通読は苦しくとも二度目以降はものの見え方が変わります(‘単語集’とまったく同じです)。また‘必要に応じて必要な個所だけを活用できる’ようになります。

*学校の課題(をやりこむこと)に加えて‘自身の学力に合わせて①から③を上手に併用’しましょう。‘理想は①②③全てやりきること’ですが現実的には‘①と②の同時進行’か‘③の遂行’のどちらかになりますか。‘背伸び・無理をし過ぎず’されど‘冒険心・挑戦心を忘れず’です。‘夏休み’を待つ前に‘今・ここ’から行動を起こしましょう。みなさんの‘熱い夏’に心から激励のエールを贈ります。

 次回は‘夏のリスニング学習法’について近日中に更新します。またよろしくお付き合いください。どうもありがとうございました。









 

 

  

 

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