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2011年09月29日

英語学習と指導方針について

 文理学院南西校舎高等部では英語に特に力を入れて指導しています。週二回の通常クラスに加え、レベル別三クラス編成の英文法特別授業も展開しています。大学入試において英語は文系理系を越えた絶対の柱であることに異論の余地はなく、その受験を勝ち抜ための英語力は決して生易しいものではないと断言できます。それではその‘英語力’を身につけるための学習はどういったものでしょう。大別して以下の五つになります。

①ボキャブラリー(語彙力)の強化
 簡単に言うと単語と連語です。この力なくして語学力の真の向上はありません。理屈ではないのです。言語学習は突き詰めれば言葉をどれだけ覚えるかです。教科書の新出単語を覚えることはもちろんのこと、学校で与えられた単語集を徹底的にやり込むことです。根気よく粘り強く我慢強く辛抱強く忍耐強く。その単語集がボロボロになるまで。ボロボロになってからも。そのボロボロはいつか必ずキラキラに変わります。言葉は全てひとつひとつの言の葉(単語)で出来ているのだから。もう一度くり返します。語彙力の向上なくして語学力の真の向上はありません。

②英文法の定着と問題演習
 外国語として言語を学ぶ以上、その言語の仕組みや約束事である文法は当然学ばなければなりません。単語と同様に文法学習なき外国語学習もありません。大学入試に限らず英文が正しく読み書き出来る様になるかどうかは(ほぼ)全て語彙力と文法力です。どちらが欠けてもいけません。各単元ごとの文法事項をよく理解し覚えること。‘理解しているという段階’から‘問題が解けるという段階’へ。‘問題が解けるという段階’から‘テストで力が発揮できるという段階’へ。そのためには問題演習も質・量ともにこなす必要があります。

③英文解釈(一文精読)の訓練
 ‘問題が解ける文法力’からさらに飛躍して‘英文が正しく読めるという文法力’へのトレーニングです。‘英文法に忠実に英文構造を見抜くこと’を通じて‘英文を書いてあるままの英語の語順で理解すること’とその結果‘なぜその和訳になるのかを理解すること’が重要です。‘なんとなく’や‘大体’では絶対に読解力は養われません。‘英文を英文として’読めてこその英文法力です。ボキャブラリーの強化と同時進行で、この地道な訓練をやり続けることだけが英文を速く深く正確に読むことを可能にします。

④長文読解の訓練
 最後はやはり長文演習です。培った語彙力・文法力・解釈力を総動員して英語長文を読んでいきます。英語力に加え、その土台となる日本語力や文章内容に関する背景知識・常識良識の力も当然必要です。自己の持てる知的学力の全てを最大限に駆使して英文と真正面から向き合います。設問が‘解けた’から‘読めた’のではなく、英文が‘読める’から‘解ける’のです。‘読めるから解ける’力を鍛えるのです。

⑤リスニングと音読の徹底的反復訓練
 言語とは本来全て音から生まれたものであり、文字は二次的に派生したものです。その意味で、‘聴き続けること’と‘声に出して読み続けること’は‘言語学習の基本中の基本’であることは言うに及びません。その際に外国語学習の初期段階では、‘文字で理解できない(なぜその和訳になるのか分からない)英文’を闇雲に聴いたり読んだりしても効果的ではないということです。大切なのは‘なぜそういう意味になるのか理解したうえで繰り返し繰り返し聴くこと声に出して読むことをやり続けること’です。外国語学習ではリスニングはリーディングとスピーキングを兼ねるのです。歌を聴き歌詞を見ながら歌えるようになるプロセスと同じです。言葉という終わりなき無限の歌詞を‘なぜそうなるのか’理解したうえで絶え間なく聴き続けることと声に出して読み続けることです。

 以上簡単ですが‘大学入試のための英語学習五本柱’です。どれ一つ欠けてもいけません。文理学院南西校舎高等部では②・③・④の項目を中心に週二回指導しています。この三つは自分ひとりではどうしても学習が滞りがちになり、参考書を読んでも理解と定着が難しい事実は否めません。だからこそ学習塾があり文理学院があるのです。一年生は文法中心、二年生は文法の体系化と英文解釈、三年生は文法演習と長文という形です。それに加えレベル別三クラス編成の英文法補強授業を実施し万全の体制を敷いています。①と⑤の項目に関しては自分自身でどれだけやるかが(ほぼ)全てです。授業内でも単語の具体的な学習法や重要性は毎回しつこいくらい繰り返し話をします。解釈文や長文はもちろん文法授業でも例文の音読は必ず実践します。だが最後はやはり自分がやるかどうかです。他の誰でもない。自分がやるかどうかです。言語学習は特に時間がかかります。その時間にかけた情熱はやがては必ず花となります。その情熱は必ず言葉の花となります。ともに学びましょう。
 
 ①から⑤の各項目の詳しい内容や英語学習に関する話を、定期的にこのブログにて掲載していこうと考えております。御覧いただければ幸いです。文理学院南西校舎高等部ではいつでも学習相談や授業体験を受け付けております。お気軽に当校舎までご連絡下さい。誠心誠意対応させて頂きます。長々と拙文を失礼致しました。最後に今ここを生きる子供達へ。

 Time brings roses.時が来れば花は開く。


        文理学院南西校舎高等部英語担当講師 大西
 

文理学院オフィシャルホームページ

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