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2010年11月25日

父の背中

山もすっかり北風を浴びて、黄金色に燃えはじめてきました。乾燥する季節になりましたが、みなさん体調はどうでしょうか?

僕は静岡県で春夏秋冬を過ごすのが初めてなので、どうも体がまだ馴染まず
季節の変わり目の度に体に異変が出ます(。。;)

こんにちは、長泉のつこんです。

さて、今日も僕のお話をしたいと思います。

といっても、僕の父親の話です。


先日、父親が体調を崩し、緊急搬送されました。
僕はその時、休日でしたが静岡にいまして、弟からの連絡ですぐに山梨に車を走らせました。
車中、頭の中がもうパニックで、何を考えていて、どこをどう走って甲府の病院まで辿り着いたか、記憶が曖昧です…


病院に着いたのは午前1時半ごろ。
父親は病院のベッドの上で様々なチューブや点滴につながれ、寝ていました。

診断は

多発性硬化症

神経系統が一部固まってしまい、様々な運動障害を引き起こす、難病だそうです。
最悪の場合、生死に関わり、完治の手立ては今のところなく、発症の原因も未だ解明されてはいないそうです。

実は僕がまだ幼いころ、父親は一度この病気のために入院したことがありました。
でもその時は程度は軽く、特にこれといった運動障害はありませんでした。

しかし、今回は違うみたい。
長い間、意識の戻らない(昏睡)状態が続きました。


お医者さんの話では、脳波も弱っており、暫くは小康状態(何も変化のない状態)が続くのではないかという話でした。


僕は初めて、父が病室のベットの上で横になっているのを見ました。これまで何かしらで入院していても、必ず僕がお見舞いに来たら体を起こし、色々な話をしてくれていた父が、何も返事をしないまま、ただすやすやと寝ているだけ。
動くのは呼吸する胸だけです。

母もすっかり肩を落としてしまい、弟も意気消沈しています。
僕も、何時間も病院にいて、ずっと父のことを考えていました。

ただただ寝ている父を見ながら

「もっと話をしておけばよかったな..」なんていう、まるでもう二度と話せないかのように考えたこともあります。

そして、体内の血が一か所に溜まってしまわないよう少し体勢を変えるときに父の背中を見ました。
幼いころは大きく、とても力強い背中だったのに。

ベットの上ではものすごく小さく感じました。

その時、僕は父が目を覚ましたら
何をしてあげようか。
何を話そうか。
すごい考えました。
考えすぎて疲れるぐらい考えました。

でもベストアンサーなんか全然見つかりませんでした。

これまではずっと父の背中を見て生きてきました。それはきっとこれからもそうなんだとは思います。
でも、これからは父の背中を追い越せるくらいの人間になりたいなと、つくづく感じました。

僕はまた静岡に戻り、普段の生活をしていました。
父のことも気がかりでしたが、それでも日常は無情に流れていくものです。


そんなこんなで一週間が過ぎたころ、弟から父の意識が戻ったとの連絡が来ました。
どうやら最悪のケースは免れたようでした。

涙が出そうになりましたが、ここは男としてこらえました。

そして、また休日にお見舞いに行きました。
父はまだ半身がしびれ、まともに動けない状態でした。

父「何しに来た?」

減らず口だけはまともに聞けるようです。(怒)

でも、何はともあれ、よかったです。

まだ、入院状態は続きそうで、いろんなことが制限されていますが、本当に生きていてくれてよかったです。
親孝行の『お』の字もまだできていないうちにいなくなってしまったら、めちゃめちゃに後悔するところでした。


なので、これからはきちんと親孝行をするようにしたいです。
でも、親孝行って何なんでしょうね…

親はいつまで経っても親で、子どもはいつまで経っても子どもなのです。その関係って絶対なんですね。
だからこそ、親と子の絆って本当にあなどれないものがあるんです。

これから親孝行の形、探していきます。

生徒の皆さん、長々と読んでくれてありがとうございます。

皆さんにも是非、親孝行って何かを考えて欲しいです。
別に常に考えてとは言いません。月一ともいいません。年一回くらいでいいのです。

年末に「今年は何か親孝行できたかな?」って考えて「来年はこうしてあげよ!」って感じでいいんです。

些細なことでも親御さんは喜ぶと思います。気持ちが大切なんです。
普段つんけんするお年頃なんで、家族関係がギクシャクしてしまってませんか?


そんな時はあ母さんやお父さんに恥ずかしがらずに「ありがとう」の気持ちを持ってみて接してください。
僕もどら息子だったので、きちんと両親に対して「ありがとう」の気持ちを持って、これからの生活を送っていきたいと思っています。

文理学院オフィシャルホームページ

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